元記者に聞く、契約更改のちょっとした裏話

前回、お金の話をしたので今回は契約更改にまつわる話です。

各メディアに出る「推定年俸」ですが、これは実際の金額とどのくらい乖離しているのか?
これって興味あるんじゃないでしょうか。

元記者のスタッフに話を聞くと、10%くらいのずれはあるかもしれないが、ほぼ当たっているとのことです。
ちなみに、はっきりと教えてくれる選手もいれば、ヒントをくれる選手、絶対に言わない選手と様々だそうです。
面白いのは、「本当は○○円だけど、○○円って書いて」などと、見栄を張ったり、逆に少なく書いて貰おうとする選手がいること。なお、この場合は選手の意向を酌んで、その通りに書くそうです。
そして、各メディアで書かれる「推定年俸」に差が出るのでは?という疑問があるかと思いますが、実際は殆どのメディアで一緒ですよね。

これは、会見後に各メディアの記者が集まり、情報交換をして「この金額で」というのを決めるそうです。そこから、各社の独自取材や予想で多少増減する事もあるそうですが「1社だけ違っていると恥ずかしいから」という「横並び精神」が発揮されるとのこと(笑)
まあ、ここで他社を出し抜いてスクープ!なんて無いですしね。

ちなみに、彼が経験した一番のレアケースは、会見が選手とマンツーマンになったこと。
通常、会見を設定される選手の場合には各メディアも集まりますし(たとえ人気の無い選手でも、チームの番記者は必ず出席するそうですから最低でも5~6人はいるそうです)、広報の方も同席しています(選手が危ない発言をしたり、秘密の事項を話してしまったときなどの為です)。
しかし、その選手のときは、他の若い人気選手にちょっとしたスキャンダルというか、フライデー的なネタがあり、会見場にいた記者が事務所から出てきた選手を追いかけて、どどど~って出て行ってしまったそうです。
さらに、広報さんもそちらの対応に出てしまい、会見場に選手と2人でポツンと取り残されてしまったと(笑)

気まずくて仕方なかったそうです。結局1時間ほどマンツーマンの会見(雑談)をして、(異常に濃密な)記事を仕上げたそうですが、さすがにボツになってしまったんですよ……ということです。

さて、1軍の選手は実際に交渉⇒契約という流れですが、2軍の選手はどうなのか?
これも気になりますよね。ここは実力の世界、厳しいです。
2軍の選手だと、秋口にロッカーで紙一枚渡されて「サインして持ってきて。しないならそれでいいよ(つまりは契約しない)」で終了だそうです。
逆に、球団事務所に呼ばれた場合は「戦力外」や「トレード」などがあるので、呼ばれるほうが怖い。との事。

やはりシビアな世界ですよね。

小さい頃に憧れたプロ野球選手。だって、毎日野球してお金を貰える(笑)と、思っていたのですが、それで稼ぐのは大変なんだなあ。と、つくづく感じるのです。

さて、草野球の世界では、お金は貰えませんが、楽しい時間を貰えます。昔憧れたのとは少し違いますけれど、これはこれで幸せなんですよね。

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