パラリンピック開幕

明日29日、ロンドンパラリンピックが開幕です。

メディアはメダリストの動向を追いかけ、いわゆる美談や良い話をこれでもかと放送し、消費し尽くそうとしています。
もちろん、素晴らしい成績を収めた選手に注目が集まるのは当然ですが、その10分の1の時間でもパラリンピックにフォーカスを当てて欲しいのです。

試合の放送はNHKで毎日1時間程、つまりはダイジェストしかなく、民法ではありません。さらに、試合中継以外での露出の場合、その殆どが「苦境に負けず頑張る選手」や酷い取り上げ方になると「かわいそうな人が頑張っている」などといった、お涙頂戴物語にしてしまいます。

しかし、彼らは「競技者」なのです。アスリートとして彼らを取り上げたり、その競技の戦術や試合の批評することなど全くといっていいほどありません。

勝っても、負けても「障害に負けず頑張った」で済まされてしまうのは、アスリートとして不本意でしょう。
車いすテニスの国枝慎吾選手。ユニクロ所属のプロ選手で、現在世界ランキングシングル2位、ダブルス11位の世界トップクラスの選手です。
パラリンピックでも金メダル2つ、銅メダル1つと獲得、グランドスラムの一つ、全豪オープンでは2007年から昨年まで5連覇、全仏でも2007~2010年の4連覇を飾っています。

錦織選手が今年の全豪オープンでベスト8に入り大騒ぎとなりましたが、それどころではない成績をマークしています。しかし、普段国枝選手がメディアに取り上げられることは殆どなく、取り上げられるときも「逆境に負けず~」といった、お涙頂戴になってしまいます。

今回のパラリンピックからでもいいです。障害者スポーツの選手たちも「アスリート」であり「優秀な競技者」であると認識を改めて欲しいと切に願うのです。

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