ドラフト

CSの最中ですが、ドラフト絡みでひと悶着ありそうです。

事の発端は、昨年のドラフトでファイターズに指名された菅野投手がジャイアンツに行きたいと入団を拒否、1年間の浪人生活を選択したことです。

今年の動向が注目される中、菅野投手は「ジャイアンツでなければアメリカに行く」と発言、11球団を牽制すると、ベイスターズがそれに「脅しをかけるようなことはするな」と反発。

ドラフト制度、本当に難しいです。

いろいろ意見はあるでしょうが、現行のドラフトの意義を考えると菅野投手の発言はあまり美しいものではないですよね。
これがまかり通ると、一部の球団が欲しい選手を独占できるということになります。

一方で好きな球団に入りたい。という気持ちも理解できます。ただ、それが本当に「好きだから」とかならいいのですが、裏金問題もこれだけ噴出している訳ですから「どれだけ金が動いているのだろう……」と邪推されても仕方ないところです。

ドラフトを改革するにはどうするのか?
付け焼刃な手段ではもうダメです。

そこで、私が考えるのは「完全ウエーバー」もしくは「完全自由競争」のどちらかです。
両極端ではありますが、これしかないかなと思います。

完全ウエーバーの場合
メリット:戦力の均等化が進む。契約金の高騰(裏金含む)の抑制。
デメリット:シーズン終盤での順位調整。

完全自由競争の場合
メリット:選手の希望が尊重される
デメリット:戦力の不均衡化。契約金の高騰。

現在のドラフトはこの2つの折衷案で、デメリットのみが増幅しています。
完全ウエーバーの場合は、ウエーバー順位の売買(選手トレード含む)や、入団後即トレードを認める必要もあるかと思います。
完全自由競争の場合は、契約金、年俸を完全オープンにして贅沢税(サラリーキャップ)を設ける必要があるかと。

自由競争にしたら、皆が特定の球団に入ってしまう。という声がありますが、本当にそうなるのでしょうか?
私だったら戦力を見て、自分にチャンスのありそうな球団を選びます。

このパターンで成功しているのはJリーグでしょう。
ただし、Jリーグは新人選手の年俸に厳しいルールがあるので成り立っているとも言えます。金にものを言わす的な行為は不可能ですし、チーム毎の戦術と自分の特性を見極めた選択や、そもそも移籍も頻繁に行われますので可能なのかもしれません。
一方失敗例としてはスペインのサッカーリーグです。2強が圧倒的に資金も戦力も保持し、他のチームを蹂躙して、より蹂躙できたほうがチャンピオンになるというような状況になっています。これではファンの興味も削がれますし、発展が見込めません。

もし、今の日本で完全自由化を行ったらその先にあるのは……どちらですかね。。
ちなみに、我がカープは資金力で他のチームと戦うなど……不可能です。
球団単体で稼いだお金だけで運営するルールならともかく、親会社から湯水のごとくお金が流れてくる他球団と同じ土俵に上がるのは無理です。

今シーズン、カープのレギュラー野手8人の年俸合計が、ジャイアンツの1選手より少ない……すくないどころか6割程度。というレベルです。

ドラフト1位2位になるような選手だけがプロの世界で活躍できている訳ではありません。あのイチロー選手だってドラフトでは4位ですし、ドラフト1位でも活躍することなく消えていった選手も多いからね……というのは、実は詭弁なのです。
そう、一部の特殊事例を出しても意味がありません。
ドラフト1位2位で入団した選手と、3位以下の選手。確率論ですが、圧倒的に1位2位で入った選手の方が長く現役を続け、活躍している割合が高いのです。

個人的には……どちらも選択できません。ひとつだけ言えるのは、もっと移籍を活発に行える仕組みは必要かと思います。
まだまだ移籍やトレードに悪いイメージがありますし、生え抜き・外様なんて言葉がありますから、そこを変えていかないといけませんね。
だから、入る段階で○○じゃなきゃ駄目!!なんてことにもなるのでしょう。

みなさんはどう思いますか?

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